■2023年12月のボーナス全額で「TMF」購入
・2023年10月に米国債(生債権、残存20年前後)を1200万円購入。
(米ドル建て社債200万円含む)
・すると金利がどんどん低下しだした(価格が上昇・うれしい!!)。
・米国債の生債権の時は、買ったとたん含み益が増えていき、ごじゅろうは気分が良くなった。
・手元資金がなかったが、12月初旬にボーナスが支給された。
・そこで、レバレッジ系の米国ETFの「TMF」を購入。
・ごじゅろうは、価格が数倍になる夢を見ていた。(欲だな)。
■「TMF」とは
・米国国債のなかで長期債の300%の日次リターンを目指す、米国籍のETF。
・米国の長期金利が上がれば価格が下がる。
・米国の長期金利が下がれば価格が上がる。
・コロナ時の財政出動で超低金利だった2020年の価格は「400」まで上がった。
・いまインフレが大きい米国において、米国の中央銀行は金利を高く設定。
・それでずっと価格が低下してきたので、2022年10月は「40」以下になった。
・2年間ずっと右肩下がりで、底値行進中だった。
■「TMF」を買ったのは高値づかみだった。
・10月の価格が「40」で底を打ち、上昇してきていたので、買ったときは「62」付近。
・ボーナス支給は、12月だったから、全額投入。とたんに、価格は下落しだす。
・2025年5月現在の価格は「40」以下。
・買った月の高値を一度も超えないまま、トランプ相互関税ショックで安値更新。
■買値に戻ったら半分売りたい いつ戻るんだろう
・アメリカのインフレが収まったら金利が低下(価格が上昇)
・景気が悪くなっても、インフレは収まらない可能性(スタグフレーション)
・○○ショックが来たら価格が上がるという前提で買ったけど、本当にそうなる?
・一度2024年9月に買値に戻って、わずかに含みになってほっとしたこともあった。
・この時、半分売っておけばよかったな。
・持っている量が多すぎる。アセットアロケーション的に米国債系が多すぎるかも。
・配当が2~3%あるのは救い(気持ちの問題)
■反省し続けて・・心が鍛えられている
・ずっと含み損はつらい。証券会社の口座を見るとなんとなく嫌な気持ちに。
・35~40%の下げで、含み損中。
・2024年は株の市場が絶好調だったから、株にしておけばよかったという気持ち。
・サテライト枠での運用だと考えても、別のものを買っておいた方がよかったかも(後悔)
・仮想通貨(ビットコイン)なら2倍になっていた。でもこの時は怪しいと思っていた。
・金(GOLD)なら、1.5倍になっていた。
・タラレバの思考が常に湧いてくる。
・ごじゅろうは、自分自身の含み損に対する負の感情の起き方が意識されられ続けた。
ごじゅろう=仮名(今回は、退職を上司に伝えてから実際に退職するまでの間に、過去2年間を振り返りながら、筆者自身の実体験を書いています)
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